ShoeBox:スプライトとゲーム素材のための無料「万能ナイフ」

renderhjs 製の ShoeBox は、スプライトシート・ビットマップフォント・テクスチャアトラスなどを扱える無料のドラッグ&ドロップ ツールキット。エンジンを問わずゲーム・UI 開発者に愛用されています。

  • Windows
  • macOS

ゲームや UI を作っていると、地味な作業がつきまといます。スプライトをアトラスに詰める、 シートをフレームに切り戻す、ビットマップフォントを生成する、スクショからスプライトを切り出す——。 renderhjs 製の ShoeBox は、それらを一つの無料ドラッグ&ドロップ アプリにまとめました。 長年、ゲーム開発のツールチェーンで静かに定番となっている一本です。

どんなソフト?

ShoeBox は Windows と macOS 向けの無料 Adobe AIR アプリで、ゲーム・UI 関連ツールが満載。 どのツールも ドラッグ&ドロップ、またはクリップボードで操作します。ファイルをツールに ドロップするか、画像やテキストをコピーしてクリックするだけ。プロジェクト設定も不要で、 とにかく速く、手になじむワークフローです。

すでに使っているエンジンやフレームワークとも好相性です。Unity、Starling、Sparrow、 Cocos2D、NGUI、pixi.js、HTML5、Corona、andEngine など。

特に役立つツール

  • Pack Sprites — 複数の画像、アニメーション SWF、GIF を一枚のテクスチャアトラスに詰め込む。
  • Read Sprites — シートやビットマップフォントから個々のスプライトを書き出す(画像+ ルックアップテキストが必要)。
  • Bitmap Font — Photoshop でデザインし、AngelCode .fnt 形式に対応したビットマップフォントを生成。
  • Extract Sprites — 透過画像内のスプライトを検出し、自動で切り出す。
  • Extract Tiles — ゲームのスクショからタイルマップとタイルバンクを抽出。
  • Split PSD — Photoshop のレイヤーを個別の PNG に分割。
  • Texture Ripper — 写真やスクショから矩形のテクスチャを抽出。
  • Ani Frames / Frame Sheet — GIF・SWF・PNG 連番を、フレーム単位のアニメーションや 一枚のアニメーションシートに変換。
  • Sprite Pivots — 複数スプライトの基準点(ピボット)を一括編集。
  • Slice 9 — 拡大縮小可能な UI 用に 9 パッチ(slice-9)セットを作成・読み込み。
  • Mask Image — クリップボードの画像をマスク・ぼかしして複雑な合成に。

各ツールは設定可能です。ツールを右クリックしてテンプレートを選べば、使うエンジンの出力形式に合わせられます。

インストール

ShoeBox は Adobe AIR 上で動作します。

  1. Adobe AIR ランタイムをインストール。
  2. 3.6.3 より前のバージョンは先にアンインストール(新しいビルドで証明書が更新されました)。
  3. ShoeBox.air ファイルをインストール。

こんな人に

インディー開発者、テクニカルアーティスト、2D コンテンツを作るすべての人に効きます。 ShoeBox はアート制作ツールを置き換えるものではなく、午後をまるごと奪いがちな 「その間」の面倒な工程を消してくれます。

優れたツールは、創作そのものを代行しません。その周りの雑務を消し去るのです。 ShoeBox はまさにその好例です。

入手は renderhjs の ShoeBox ページ から。